みなさんこんにちは!
マーケティングデザイナーをしているakikoyです。Helpfeelには昨年の2021年5月にjoinしました。
普段は主にマーケティング施策に関するデザインをしているのですが、このたびリブランディングプロジェクトにも携わらせてもらいました。
今回はHelpfeelリブランディングプロジェクトで大切にしたことについてご紹介したいと思います。
プロジェクトの概要
今回のリブランディングプロジェクトでは、会社のビジョンやバリューをはじめ新しいロゴやブランドガイドラインを策定しました。
社名変更する理由
そもそもどうしてNotaからHelpfeelに社名変更を行ったのか。それはNotaという会社と3つのプロダクトの関係にあります。
Notaは「Helpfeel」「Scrapbox」「Gyazo」という3つのプロダクトを開発していますが、別々のものという印象を持たれることが多くありました。
そのため今回、3つのプロダクトの連携をより強く打ち出していくという事業方針を定めました。これに伴い、連携の核となるHelpfeelを会社名にして事業の拡張を目指していきます。
またこれを機に、全体的なリブランディングも行いました。
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。
スケジュールとチーム
このプロジェクトは6月頭にキックオフをし、約3ヶ月後の9月5日をリリースのターゲットとしていました。
スケジュールのイメージ
8月中旬に新しいVI(ヴィジュアルアイデンティティ)が完成し、そこから9月5日のリリースに向けてコーポレートサイトやイベント準備を行うというギリギリのスケジュールでした。
プロジェクトの主なメンバーは私を含め4名ですが、議論の内容によってプロダクト開発やマーケティング、採用のチームなどと連携して進めました。
また今回は社内のメンバーに加えて、ビジョン等の策定をPR会社のイニシャルさんと、ロゴやガイドライン等のVI部分をデザイン会社のカナリアさんと進めさせていただきました。
この2社のお力添えもあり、予定通りのスケジュールで進めることができました!ありがとうございました。
プロジェクトのメンバー。メインは4名で議論の内容によってそれぞれのチームと連携し進めた。
次に今回のプロジェクトで私が一番大切にしたことについてお話したいと思います。
一番大切にした「オープンに進める」こと
このプロジェクトで一番大切にしたのが「オープンに進める」ことでした。
Helpfeelは新しいバリューにも入っているほどオープンな組織です。社内のScrapboxにはPL(損益計算書)から商談情報、メンバーおすすめの漫画まであらゆる情報がオープンになっています。
そういったHelpfeelのカルチャーを私自身も大切に思っていたので、今回はできる限りオープンに進めようと決意。
ビジョンやロゴは普段働く上で私達に密接に関わるものです。知らないうちに特定の人だけで話し合って、気付いたら決定しているという状況は避けたいと思いました。
そのため、Slackに#corporate-branding-2022 チャンネルを開設して会議の情報や進捗を共有したり、コピーやロゴのデザインへのフィードバックをもらうようにしました。
#corporate-branding-2022チャンネルのようす
また、Scrapboxには思考や議論の形跡を全て残しておけるので、いつでも社内のメンバーが見たりコメントをすることができます。
ビジョンやステートメントを考えた際のScrapboxページ
ロゴの提案に対するフィードバックもたくさんもらった
リリース前は完全にチーム戦
新ロゴやビジョンが決まった後は、9月5日のリリースに向けてそれぞれが連携して突っ走りました。PR会社とプレスリリースの内容を何度もチェックしたり、写真のディレクションや調整をしたり、採用広報の準備をしたり、コーポレートサイトやリブランディングサイトをかっこよく作ったり、URL変更に伴う様々な設定をしたり......直前のことはあまり覚えていないくらい皆必死だったような気がします。(笑)
さらに9月5日はICCサミットという大事なイベントの初日ということもあり、リブランディングに合わせて新しいデザインのブースも作りました。
それに加え、採用イベントも同時期に重なっており、チーム全体がかなりバタバタしていましたが、Scrapbox上に今までの情報が全てオープンになっていたため、スムーズ&スピーディーに連携することができました。
チームの連携により、9月5日はベストなお披露目になったのではと思います。間に合った〜!
ICCサミット KYOTOのブースも新ロゴに
コーポレートサイトも刷新
反省点もたくさんある
このような形で無事に(?)9月5日を迎えることができたのですが、もちろん反省点も数え切れないほどあります。
特に今回約3ヶ月という短い期間ということもあったのですが、もっと社内のメンバーを巻き込みたかったな〜と思います。情報をオープンに発信するだけでなく、社内インタビューやワークショップなど、メンバーがより自分ごと化できるようなもっと深い巻き込み方ができたような気がします。
反省を生かして、新しいビジョンやバリューをメンバーの身近な存在にするべくこれからも色々な活動をしていこうと思います!
“Be open”に欠かせない、Scrapboxの存在
今回のプロジェクトはScrapboxにかなり助けられました。
Scrapboxがなければ、情報を全体に共有したり、こんなにスムーズに連携することは難しかったと思います。社内だけでなく、パートナーのイニシャルさんやカナリアさんとの共有のScrapboxを作り、そこでもたくさんのやりとりをさせてもらいました。
毎日当たり前のように使っていますが、改めてScrapboxって良いプロダクトだな〜と実感しています。(笑)
Scrapboxの素晴らしさについては、他のメンバーがこれから書いてくれると思うので、ぜひチェックしてみてください。
おわりに
約3ヶ月のプロジェクトを通して、普段あまり関わらないメンバーと関わることができ、そのおかげでそれぞれのメンバーの得意なことや良いところを改めて発見できました。(それに何度も助けられました)
忙しい中でも自分自身と向き合うこともできたので、しっかり振り返りをして、全て学びにしたいと思います!!
そして!新しいHelpfeelというブランド・プロダクトを社内外に広め浸透させるにはデザイナーがもっと必要です。(現在2名)私達と一緒にこれからのHelpfeelを作ってくれる方を募集中です!
そしてHelpfeelやCI刷新についてもっと詳しく知りたいという方、ぜひお話しましょう〜!お待ちしています!
▼meetyはこちら
https://meety.net/matches/bBjrftThSCyZ