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CTOになりました

秋山 博紀
CTO / 開発本部長

こんにちは、Day 24 miyanagaさんの飲み友達のCTO akiroomです。このご時世、飲みに行くこと自体が貴重な機会なので飲み友達が新しく増えると嬉しいですね。たくさんの人が会社に入ってきて同僚が増えるだけでも嬉しいのに、新しい飲み友達ができるというのはなおのこと嬉しい出来事であると感じます。宮崎さん宮長さんと2日続いた誕生日投稿ですが、本日は宮プリフィクスでも誕生日投稿でもありません。私の誕生日は11月ですのでどうぞよろしくお願いします。

さて、先般、弊社より『米国シリコンバレーで創業したSaaSスタートアップ・Nota株式会社、「株式会社Helpfeel」へ社名変更、CI/VIをリニューアル。総額6億円を資金調達し、新CTO就任で組織体制を強化』というプレスリリースを発表しました。内容は以下の3点です。

・資金調達
・社名変更とCI/VIリニューアル
・新CTO就任

今回のAdvent CalendarはタイトルにRebornと冠されている通り、「Nota株式会社」あらため「株式会社Helpfeel」としての新生がテーマです(たぶん)。社名変更とCI/VIリニューアルについては、私がMCを務めるPodcast『今出川FM 第10回』にてお話ししました。今回は特にVP of Engineering(以下VPoE)からCTOに就任したトピックが圧倒的当事者でありますので、この記事では思い出を振り返りつつCTO就任についての決意を表明できればと思います。

私がVPoEを拝命したのは2016年です。当時は大半の従業員がエンジニアで、唯一の自社プロダクトであったGyazoを牧歌的に開発していました。開発チームのマネジメントを担っていたCEOの洛西さんからの『だんだんメンバーが増えてきて状況が把握しづらいのでチーム全体の見通しを良くしてほしい』というオーダーがきっかけでVPoEに就任しました。デイリースクラムの導入を皮切りに、2022年現在まで6年間VPoEとして開発組織の構築と発展を担当しています。その一端についてはぜひNota Tech Conf 2022 Springの『Nota開発部の組織と価値観』をご覧ください。

この6年間にあったことを振り返ると、Gyazoの黒字化、Scrapbox&Helpfeelのリリース、急激なHelpfeelの成長と、様々な出来事がありました。VPoEとして、貢献できたことも足りていないものも、どちらも沢山あったように思います。ただ、自分が就任してから今もきちんと3つの事業が成長を続けている点は嬉しく思います。自分がどれだけ愛を注いで開発したプロダクトでも、社会の要請に応えられなければ消えてしまうことを何度も痛感してきました。そんな私にとっては、今も大好きなプロダクト達が元気にすくすくと成長していることが嬉しいです。中でもHelpfeelは社名にもなるほど、圧倒的成長を遂げつつあります。

そのような気持ちの中でCTOに就任することで、何が変わるのでしょうか。正直なことを申し上げると、開発組織拡大やプロダクトマネジメントは今までも担当していたので、より強化する点はあるものの全く異なる職務内容というわけではありません。世間的には、CTOが技術を管掌してVPoEが組織を管掌するとか、CTOが中長期スパンでVPoEが短期スパンだとか、そういった役割分担があるように思いますが、今回はVPoEがいないのでそういった領域も含めて全て私が担うことになります。

新しい株式会社HelpfeelにとってのCTOとは、何でしょうか。
Nota株式会社では、VPoEの日本語訳を「開発本部長」としていました。つまりVPoEは開発部の取りまとめ役であり、管理責任者であります。開発部の総力をもって、エンドユーザーや顧客に届く価値を最大化することがミッションです。

対してCTOは経営として、自らの管掌部門と専門性を軸に、社内外と相互作用し、エンドユーザーや顧客に届く価値を最大化することを通じて企業価値の向上に貢献することがミッションだと考えます。開発部に関する仕事かどうかでnone of my business的な態度をとらずに、全社にとって必要なアクションを意識する必要があります。何を今さら当たり前と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、文字で書かれたものを読む以上に、CTOになった時からこういったことを感じるようになりました。

気負ったようなことを書きましたが、実は大船に乗ったような気持ちでいます。私たちが一緒に仕事するメンバーが、極めて優秀だからです。自分で抱えていた仕事をメンバーにお願いすると、自分では全く思いつかなかった鮮やかな問題解決を目にすることがあります。自分だけでは為し得ないパワフルな推進力で問題解決するメンバーもいます。こういったメンバーの素晴らしさを目撃すると、嬉しい気持ちと驚きの気持ちと爽やかな気持ちで胸が満たされます。きちんとメンバーの活躍に報いることができるCTOでありたいと思います。

活躍するメンバーがますます増えてくれると嬉しいなと思っています。素敵なメンバーと一緒に仕事することに興味がある方は、ぜひ以下のURLよりお越しください。
https://corp.helpfeel.com/ja/recruit

明日はAdvent Calendar最終日。CEOの洛西さんです!洛西さんはスーパーエンジニアでありながら商談や顧客コミュニケーションをこなすウルトラ創業者CEOです。尊敬するCEOの言葉を、楽しみにしています。

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