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Corporate ITの 「お客様」との距離感

Helpfeel Staff
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初めまして!の方には「初めまして(ペコリ」。2度目以降の方は「こんにちは!こんばんは!」。株式会社HelpfeelコーポレートIT担当のmasakiです。

よく苗字なのか名前なのか、はたまた本名なのか不明扱いされる中の人です。

この記事は、「Helpfeel Advent Calender 2022」Day15の記事となります。

情シスにお客様!?

 さて、まずタイトルで「??」となった方は、割と情シスとかCorporateITとかCorporateEngineer(以下、「情シス」として一括りにしちゃいますね。)のことをわかってらっしゃる方だと思います。しかしもっとわかってらっしゃる方は、「あぁ~そういう話ね。」と思われるでしょう。(たぶん)

 本来、内向き(社内向き)の仕事をする情シスには、一般的に解釈される「お客様」(社外)と向き合う仕事はしません。まったくもって内向的で内気で恥ずかしがり屋な私には最適な仕事だと思っています!w

 では、なぜ「お客様」という表現を使ったこの文章を作っているのか説明しますね。

私たち「情シス」の職務リソースの大半は、所属している会社の全メンバーに振り向けられます。なので、私たち「情シス」な人にとって、自分以外の「社内の全メンバー」が「お客様」になるからです。(そう考えているのは私だけかもしれませんが・・・w)

情シスは喋り過ぎ?

ところで、現在までに複数社の情シスとして職務に当たった経験からですが、会社ごとに情シスの役割や立ち位置、その地位など本当に様々な状況です。ある会社では、総務だけじゃ周らなくなってきたからということで総務と一緒に扱われる。はたまた別の会社では、情シスの人がいないと会社が事業を進められないんじゃぁ~(泣)というような会社もありました。この辺の感じは本当に様々です。

でも、さまざまな会社を渡り歩いて思ったのは、立ち位置はどうあれ情シスの「お客様」とは距離感を詰めておくのが大事ということです。

先日、某所にて次のような雑談、もとい質問のような悩みが書かれていました。

「情シスは喋り過ぎだ」と他の部署から怒られてしまった。でも、会話なしで「情シス」の仕事をすることはできますか?皆さんはどうなのかなと思い質問してみました。

(文章は本来の文章からだいぶ改変してあります。)

この書き込みを見たとき、私の頭に真っ先に浮かんだ回答は、「情シスの仕事なんてしゃべってなんぼでしょ?」でした。

恐らく一般的な意味での「お客様」と接しているであろう営業の方やカスタマー○○(サクセス、サポート、エクスペリエンスなどなど)な人たちは、日々様々なお客様と様々な要望や希望や悩み、果ては無理難題などにも直面していることかと思います。そして、それらを解決するにはお客様の話だけを追いかけるのではなく、先方の組織構造や経営方針、さらには業界の流れも意識する必要がありますよね。

一方で社内の人たちといつもイチャイチャしているように見られがちの「情シス」な人も、実は同じことに普段から直面しています。お客様である社内メンバーから聞いたさまざまな要望や課題を解決するべくあらゆる角度で奔走しているのです!

先に書いた通り、「情シス」に求められることは様々です。私たちにとっての「お客様」の悩みや課題、個人レベルから会社全体で解決したいことなど本当に多岐にわたります。これらを解決するには、相手に呼ばれたときだけ顔を出して話を聞くだけではダメなのです。普段の何気ない世間話や個人的なこと、趣味や今日の食事の話。。。多かれ少なかれ内容はなんでも良く、普段からいかに全員とコミュニケーションを取っておくかがすごく重要なのです。

「『情シスは喋り過ぎだ』と他の部署から怒られた」ということも、直接ではないにせよ、これも周りとのコミュニケーションから得られた一つの回答というか結果だと思います。「自分たちがこういう行動をすると、ほかの部署からはこのように思われるんだな」ということがわかった。次からはその方々の近くでは会話せず、離れて別の場所で会話すればお互い問題にならず不和も起きないと学習できた、と考えられるでしょう。ゆくゆくは情シスの会話の必要性を理解してもらう必要がありますが、いったん現状の認識を把握するいい機会になったと捉えられます。

結局、普段から直接的にでも間接的にでもコミュニケーションをとっていないと、他人のことがわからない。それでは円滑にことが進められない。それって体に例えたら血液が流れなくなっていずれは心臓が止まるのと同じだと思うのです。私は、自分が携わった会社ではそんな死にゆく状態にだけはなってほしくないと切に思うのです。

情シスからwell-being

箱で(オフィスで)仕事をしないHelpfeelでは、こういったことは起こりにくくはあります。が、逆にコミュニケーションが不足しがちなのが課題となるので、そういった部分を積極的にこの会社では補っていきたいなぁと思っています。そして私にとってのコミュニケーションは「一度受け止める」こと(この辺が「秘儀!八方美人!!」の効果が出るところですw)。ハードルの低い日常会話から何気ない小さなことを拾い、それらを全体に還元し、解決し、改善していきたいです。

昨今well-beingという言葉が少しずつ露出するようになりましたが、これには様々な側面があります。そのアプローチの一つとして、コミュニケーションを重視してなかなか触れられ難い課題であったり、見えにくい課題などを解決できたらなぁと考えています。私はまだ勉強し始めたばかりなので本当に少しずつ少しずつ、色々やれたらと思います。

Helpfeelという会社が大きくなって私よりも専門性の高い人たちにCorporateIT全般を引き渡すときがきたら、次は社内のwell-beingに関する仕事をさせてもらおうかなぁいう希望があったりします。会社のえらい人とそんな話をしてみようと思いつつ、このAdventCalenderを閉じることにします。ありがとうございました。

他メンバーの記事はこちら→Helpfeel Advent Calendar 2022

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