皆さまこんにちは、Helpfeel編集部です。2022年も残すところあと少し、Day14の記事は社員インタビューをお送りします。
Helpfeelで全社的に導入されているのがフルリモート・フルフレックス。
魅力的なポイントではありますが、実際入社したらどういう働き方になるの?どんなスケジュールで働いているの?が気になる方もいるかと思います。
そこで、前職で出社の方が多かった吉川と在宅の方が多かった大野に、入社前後に感じたギャップや実際の働き方などについて聞いてみました。吉川はカスタマーサクセス(CS)、大野はインサイドセールス(IS)として勤務しています。
ちょっと長めの記事ですがご興味がある方はぜひご覧ください。
気になっていたのは「人との距離感」
ではさっそく、簡単に自己紹介をお願いします。
CS吉川:カスタマーサクセスの吉川です。Helpfeelには2022年7月に入社しまして、前職は広告業界の法人営業です。当時は出社・訪問がメインで、コロナ後も週に3~4日は出社していました。商談の7割くらいは訪問でしたね。
IS大野:2022年6月にインサイドセールスで入社した大野です。私も前は法人営業で、ISとFS(フィールドセールス)を兼任していました。コロナ前は毎日出社していましたが、コロナ後は月に1~2回くらい。もともとISの組織だったので、オフィスで架電しても家で架電しても変わらないよねということでかなり出社の頻度は減りました。
入社前はHelpfeelの働き方にどんなイメージを持っていましたか?
IS大野:面接で業務の具体的な話をいろいろ聞いて、仕事の進め方がそれまでと変わるわけではないと分かったので、大きな不安はなかったです。すでに私はリモートワークのほうが多い働き方でしたし、今まで通りに業務ができる環境があるんだなという安心感がありましたね。
ただ、フルリモートで他の人とうまくやっていけるかなという点は気になりました。リアルで会うことはないと思っていたので、顔を合わせずに仲良くなれるかは少し心配でした。
CS吉川:私は「テキストコミュニケーションが中心ですが大丈夫ですか?」と面接で聞かれたのをよく覚えています。大丈夫だろうとは思いつつ、多少は気になっていました。みんな業務で忙しいだろうし、困ったことをちゃんと聞けるのか、聞いても答えてくれるかな?という点です。
入社してみてどうでした?イメージは変わりましたか?
CS吉川:心配していたコミュニケーションの点は全然問題なかったです。Slackで何か質問すると誰かが素早く返信してくれて安心でした。新しく入社した人のことは特にみんな気にしているので、質問じゃないコメントにもすぐにたくさんリアクションが付くんですよね。
IS大野:私も入社前の懸念は払拭されました。ISチームは月に1回任意でオフィスに集まるようにしているので、リアルな交流の機会があります。また、日次でもオンラインでミーティングをするので、リアルな会に参加しない人とも疎遠な感じにはならないですね。簡単な雑談やプライベートの話をすることもあります。
CS吉川:慣れが必要だったのは相談や打ち合わせの「下準備」ですね。Helpfeelでは、Scrapboxに打ち合わせ用のページをあらかじめ作り、趣旨や前提となる情報を事前に共有しておく文化があります。参加者側もそれを読んでから打ち合わせに臨むので、みんなの認識が揃った状態で議論を始められます。
前職では「とりあえず集まろう!説明も案出しもそこからやろう!」という打ち合わせもけっこうあったので、あらかじめ考えを文章にまとめてから打ち合わせをする、というのはちょっと戸惑いましたが、みんなの認識が揃った状態で議論を始められるので効率的だなと思っています。打ち合わせだけではなくScrapbox上で完結する相談もよくあります。
フルリモート・フルフレックスの日常とは?
今はどんなスケジュールで働いていますか?
CS吉川:私は朝の9:00や9:30から働き始めます。終わりは17:30くらいで、そこから子どもを幼稚園に迎えに行ったり家事をしたりします。日中にやり残したことがあれば21:00以降で少し業務する日もあります。夜はタスク整理とか一週間の振り返りとか、一人で取り組む業務が多いですね。
IS大野:私はいつも9:00〜18:00です。架電は顧客が営業している間にしなければならないので、だいたいこの時間帯が勤務時間になります。日中は架電に当てたいので抜けることはあまりありません。
お二人とも勤務時間はだいたい一定で、朝は9:00くらいなんですね。
CS吉川:社内にはもっと早くから働く人もいますよね。Slackを見ると、7時台の人や逆にもっと遅くから仕事する人もいたり。
フルフレックスでよかったと思うことはありますか?
CS吉川:自分が働ける時間に働けるので助かっています。Helpfeelに入る前は16:00までの時短勤務をしていました。子どものお迎えなどの関係で、フルタイムで働くのが難しかったんです。今はフルフレックスのおかげで時短勤務をすることなく柔軟に働けるのがうれしいなと思います。
子どもの都合などで急に離席しなきゃいけないこともありますが、Slackで「今から抜けます」「戻りました」って発言するだけでいいのが驚きでした。手続きのなさ、気軽さは入社前とのギャップでもあります。
IS大野:私は普段離席することはないのですが、日中に病院に行けるので助かったなと思うことはありました。フルフレックスなら、歯が痛くてもすぐ病院に行けます!(笑)
ではフルリモートでメリットに感じていることは?
IS大野:移動がないのは体力的に楽ですね。コロナ後に在宅勤務のほうが多くなったら出社する日のつらさを強く感じるようになっていました。コロナ前は毎日出社していたのに(笑) iPhoneのヘルスアプリで見ると、出社の日の歩数グラフだけすぽーんと高くなっていて、使う体力の差が歴然でした。
CS吉川:わかります!通勤時間がないのはいいですよね。あと私は通勤に片道1時間半かかっていたので、そこが削れると睡眠時間も確保できるし、仕事の時間にも余裕が持てるようになりました。
IS大野:体力面以外にも、「周囲の目を気にして帰りにくい」がまったくなくなりました。私はわりと気にするタイプではないのですが、やっぱり定時ぴったりにPC閉じて退社するっていうのは何となくやりにくいというか。当時知らないうちに感じていたストレスが今はなくなったなと思いました。
あと近々引っ越す予定なのですが、住むところを好きに選べるのがうれしかったです。日々の通勤がないので家賃を下げて駅から遠いところにしてもいいですし、オフィスとの距離を気にする必要もなくて。
CS吉川:確かにHelpfeelの社員はいろんなところに住んでますよね。どこに住んでいても基本的には業務に影響しないので、後から「この人岡山に住んでるんだ!?」って驚くこともありました。
ちなみに普段の勤務場所は自宅ですか?
CS吉川:だいたい自宅です。たまに子どもが熱を出して幼稚園を休むことがあるのですが、そういう日に顧客との打ち合わせがあればコワーキングスペースに行くくらいですね。夫もリモート勤務なので、交代で子どもを見ながら無理のない範囲で仕事をします。
IS大野:私も基本的には自宅で、月に一回オフィスに集まるとき以外は外に出ることはないですね。私のグループは東京の汐留にあるオフィスに行くのですが、ISの他のグループは西日本に住む社員が多いので京都オフィスに集まっています。
Helpfeel社では自律性が大事
フルリモート・フルフレックスで働くに当たって、気をつけていることや注意が必要なことはありますか?
CS吉川:いつ働いてもよいとはいえ、自分で自分を管理する必要があるというところですね。社会人として当然ではありますが、前よりも強く意識するようになりました。
HelpfeelのCSは、担当顧客への提案内容を考えたり資料を作ったり、または他のCSが作った資料を確認したりなど、一人でこなす業務が多くあります。入社したての頃は自由に時間を使っていたのですが、生産性が低いまま作業を続けてしまうことも。それぞれのタスクにかける時間を決めるようにしたら業務がよりスムーズに回るようになりました。
IS大野:私が気をつけているのは、経費精算の締め日や年末申請についてなどSlackでいろいろなお知らせが来るので、そうした通知を見落とさないようにアンテナを張らないといけないところでしょうか。出社だと口頭で呼びかけがあったり同僚の話が聞こえてきたりして気づけますが、自宅だと誰もいないので。
あとISは顧客に架電する都合上、日中は業務に当たる必要があります。当社は副業禁止ではないのですが、セールス系のポジションで日中を副業に当てようと思っている場合は兼ね合いが難しいかもしれません。
では最後に、当社の働き方の魅力を一言でお願いします!
CS吉川:自分の周りの環境が変わっても調整がきくのがいいですね。柔軟に働けるし、やりがいがあるのが魅力かなと思います。
IS大野:働きやすさを自分で作れる点です。成果は出したけど会社の規則があるから不自由なまま…ということはありません。求められる稼働量をクリアして成果が出ていれば、勤務時間や場所は自分の好きなようにできるのがうれしいですね。
以上、社員インタビューをお送りしました。
株式会社Helpfeelではフルリモート・フルフレックスという制度がただ導入されているだけではありません。日々の予期せぬ出来事やライフステージの変化に影響されることなく、安心して働ける環境を含めて当社の働き方と言えます。
当社にご興味がある方はぜひカジュアル面談にお越しください!
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