こんにちは、Helpfeelで広報を担当している河端です!
今日は私が広報としてどんな考えでどんなことをしているのかをちょっぴりご紹介できればと思います。
まずみなさんは広報にはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
メディアアプローチや取材対応をするイメージでしょうか?
2023年6月、日本広報学会は「広報」の定義を発表し、広報界隈では非常に話題になりました。
新定義では「組織や個人が、目的達成や課題解決のために、多様なステークホルダーとの双方向コミュニケーションによって、社会的に望ましい関係を構築・維持する経営機能である。」(※)と書かれています。
つまり、企業を取り巻くステークホルダーには、消費者、株主・投資家、従業員のほか、行政機関や金融機関、取引先や顧客、メディアなどがありますが、広報においてはこれらステークホルダーとコミュニケーションを通じて良好な関係を築いていくことが重要とされています。
…とまあ難しい広報の定義はあるのですが、超簡単に言うと「広報って推し活の延長では!?」と最近つくづく感じています。
なぜ推し活だと思うのか?それは私の携帯に入っている写真を見ると、伝わるかもしれません。
CTOの登壇に同行したり、CEOのスーツを買いに行ったり、社員の写真撮影を企画して同席したり…これはなんだ??という写真もたくさん入っています。でも写真を撮らずにはいられない!だって、全部とてもいい瞬間で、それを切り取りたいから。ファン心理とまったく同じです。
さらに撮った写真はSlackのprチャンネルに投稿して、「いま、こんなことをやっています!」(すごいから見て見て!)とお知らせしています。私の推しのかっこいいところや素敵な瞬間を見てほしい!という気持ちです。
ファンなので、上司が突然作った「居酒屋の壁の虫に怯えるマーケの人達」Tシャツも、もちろん一番乗りで購入しましたww
そして純粋に推し活をしている当人が楽しんでいることはもちろん、推しが成功することも願っているので、「見て見て!」は社内だけではなく社外へも展開します。
いわゆる普通の推し活では、推しの成功をバックアップする方法として、グッズを買って売り上げに貢献したり、Apple MusicやSpotifyで新曲を再生しまくって音楽チャートの順位を上げたりしているかもしれませんが、広報的推し活はちょっと違います。
まず、推しの推せるポイントをコンテンツにします。セミナーを企画したり共催イベントを企画したり、記事にしたり動画にしたりとやり方はさまざまです。
そしてその次は推しコンテンツを「見て見て!」という動きをします。これもプレスリリースを出したり、メルマガに載せたり、メディアアプローチしたりと方法はさまざまですが、最終的な目標は、「推し」が周囲からも「推される」ようになることです。
広報は、プレスリリースを出す、メディア対応をするといういわゆる露出の最終的な出口だけをやるイメージもあるかもしれませんが、Helpfeelでは違います。
推しの良さを広めるためにはまず推し(弊社)を推してくれるファンを増やす。そのためにやれることを考えるところからがスタートです。
広報のやり方は自由ですのでその可能性も無限大だと思っています。2023年に私が実施した"広報らしくない"取り組みは生成AIのセミナー企画や、Helpfeelのユーザーコミュニティを立ち上げてイベントを2回開催するなどでしょうか。
いわゆる広報の型にはまらないやり方、ポジションにとらわれない動き方ができるのはスタートアップならではだと思いますし、いろいろなやり方で新しいチャレンジができる環境もスタートアップならではだと思います。
広報の楽しさの本質は推し活に通じますが、実は案外裏方や泥臭いこともあります。
たとえば、グッドデザイン賞を受賞するまでにもいろいろな苦労がありました。下記にまとめています(急な宣伝)
Helpfeelがグッドデザイン賞を受賞~受賞までの道のりと裏側を公開~
でも、推しがメディアに取り上げられたり、ファン仲間が増えたり、推しが褒められるところが見れたら最高!
推しを推して、推される存在にするために、広報は日々奮闘しております!
なお、本アドベントカレンダーは私の推しが、日々の業務のなかでどのような工夫をして取り組んでいるのか、Helpfeelの実際の働き方など、推しポイントが満載です!
毎日日替わりでいろんなメンバーがバラエティに富んだ話を公開する予定ですので、ぜひこの後もご覧ください!