こんにちは、Notaの代表取締役CEOの洛西です。
1982年生まれで39歳の働き盛りです。
これはNota Advent Calendar 2021の25日目の記事です。
ボーン・グローバル
2021年にNotaは社員数が49人へと大きく増えました。2016年から売上は右肩上がりで成長を続け、毎年チームが拡大してきましたが、1年で2倍も人が増えるのは驚きです。
Notaは創業時から海外を含めた複数の拠点からメンバーがオンライン上に集い、働く、フルリモートワークの会社です。さらに主要プロダクトの一つであるGyazoは、リリース時から海外の売上比率が8割です。ボーン・グローバルかつボーン・リモートの会社だと言えます。
そんなNotaでは、今年、BtoB事業の拡大のためにマーケティングやセールス、カスタマーサクセスといったビジネスサイドの採用を強化しました。開発や制作以外の職種でも、リモートで活動できるのか不安はあったのですが、今年は過去最大の事業成長を達成し、杞憂に終わりました。
強いプロダクトに強いビジネスチームが融合し、奇跡が起きました。メンバーみんなを誇らしく思います。
最終面接でよく聞かれる質問
さて、今日は、Notaの入社に興味のある方のために、Nota版「よくある質問」に答えたいと思います。
最終面接でよく聞かれる質問、上位3位を発表します!
第1位は、「Notaは何を目指していますか?」
Notaのビジョンは、Augmented Human、そしてミッションは「人を置き換えるのではなく、人の弱い部分を助けるツールを作る」ことです。その言葉通り、主要プロダクトのHelpfeelは、カスタマーサポート/カスタマーサクセスにおいて、サポートサイトを作ることを支援し、機械だけでなく人の知恵を活かして検索性を高めていくことができる疑問解決ツールです。それによってエンドユーザーがすぐに答えを見つけることができ、従来のFAQに比べて飛躍的に満足度(自己解決率)を高めることができるため、多くの企業に導入が進んでいます。また、GyazoやScrapboxは、インターネットで出会った興味関心や、自分の思索を蓄積して深めていけるツールです。Notaのツールはいずれも人の創造性を助けることで、社会や個人の問題を解決することを目指している点が共通しています。着眼点がユニークで、どのツールも世界初となる技術を備えています。
Helpfeelが解きたい課題は、サポートで困っている人を、助けたいということです。ですが、現在のウェブサイトのヘルプやコールセンターでは満足に答えることができていません。目の前にとても大きな社会的な課題があり、それを解決する方法を我々は持っているのですから、多くの企業にこのソリューションを届けていきたいと思っています。その結果として、Notaはもっともっと大きくなると思います。カスタマーサポート/サクセス界を代表するSaaSになっていくでしょう。
一方、Notaの野望はこれにとどまりません。当社がもっている先進的な技術と設計思想を組み合わせて、ビジョンの実現のため、新しいプロダクトや機能を発表していきます。お楽しみに!
第2位は、「働き方で重視していることはなんですか?(どういう人が活躍しますか?)」です。
Notaでは、「自律」という言葉をよく使います。メンバーそれぞれが、自分のプロフェッショナルとしての仕事の領域を持ちながらも、お互いに自分の仕事を開示して、レビューし合い、自在に連携していくことを指します。
こういう環境なので、やりたいことが決まっていて、かつ協調的な人が向いています。自分の達成したいゴールはアグレッシブに遠いところにおいて、多くの権限の中でインパクトのある最適解を考えて実行していくことができます。
その分野ではまだまだこれから成長していきたいという人も歓迎です。上長だけでなく、チームメンバーも一緒になって成長を支える文化があります。
第3位は、「リモートワークが中心ですがどうやってコミュニケーションをとっているのですか?」です。
Notaは創業当初からリモートワークなので、各種制度やコミュニケーション方法はすべてリモートワークを前提に作られています。今年は採用のときに、リモートワークを経験したので元に戻りたくない、と言った声や、リモートワークを始めてみたけれど重要な意思決定はオフィスに来た人だけで行われていて疎外感を感じる、という声を聞くことが増えました。そういった方がNotaに来てとてもいきいき働いています。また、現在出社で不自由を感じていない方も、Notaでリモートワークを体験するとその生産性の高さに驚くはずです。
リモートワークのコミュニケーションで重要なことは、気軽に自分の考えや質問を述べ、誰かが答えてくれることです。間違ったことを言っても学んで直していけばいい。そういう素直さが全社にあります。それを表明する場所や機会もたくさんあります。Scrapboxはリモートワークを成功させるための重要なツールです。
フルリモートワークと言っても、全く会わないわけではありません。営業チームでは2週間に一度オフラインで仕事をする日を作っていますし、開発チームも一度に集まって開発合宿をすることがあります。普段リモートだからこそ、ときどき会うのはとてもうれしいものです。ただ、会ったから何かが進むというものではなく、仕事はリモートのときのほうが進んでいる感覚があります。
おまけの第4位は「実は近いうちに結婚して引っ越しを考えているのですが」です。
おめでとうございます!Notaは、世界中どこからでも働けるので(*)、家族と一緒にどこに住んでもかまいませんよ。
結婚した後も働きたいとか、子育てしやすいとか思われているならうれしいです。一緒に働きましょう。
Notaの働き方がもっと気になる方は、ぜひ、メンバーが書いたブログ記事を参照してください。
2007年からフルリモートワーク!Nota流オンライン歓迎会のご紹介や12年勤めた日系大手メーカーからスタートアップへ!Helpfeelカスタマーサクセスの魅力を語りますや
HelpfeelのARR前年比3倍を達成したセールスメンバーが凄すぎるし、素晴らしすぎるという話
や1ヶ月間地元に帰省しながら働いてみたなどがあります。
エンジニアには
RemoteOnly.org
/shokai/Scrapbox開発プロセス
Nota開発部の変遷と未来
Scrapboxを使ったScrapbox開発スタイルの紹介
ユニークなプロダクトを生み出し続けるNotaの開発スタイル
などがおすすめです。
(*)時差やネット環境などで影響がない範囲に限ります