こんにちは。本日12月1日付で採用広報責任者で入社したikai(@ikai0428)です。最近昇降式デスクを購入してリモート環境がとても整ってきました。*1
こちらの記事はNota Advent Calendar 2021の1日目の記事です。
この1年間で20名ほど増員し40名規模の会社になったのでやっと念願のAdvent Calendarをはじめることが出来ました。
初の試みにも関わらず25枠全てを快く埋めてくれたNotaメンバーを誇りに思います。最後まで走りきりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
この度、2021年9月末をもって4年半お世話になった株式会社Gunosyを退職し、フリーランス期間を経て12月1日から「あらゆる顧客接点のDX化を実現する」FAQ SaaS「Helpfeel」を開発・提供しているスタートアップのNota株式会社に入社しました。*1
これまでお世話になってきた方々全員に直接報告することはできなかったので、今回入社エントリーという形でお伝えしたいと思います。
目次
- 自己紹介
- 転職先に求めていたこと
- なぜNota入社を決めたのか・何が魅力的だったのか
- まとめ
自己紹介
この記事を読んでいらっしゃる方はNotaや私のことをご存知でない方が多いと思うので簡単に自己紹介させてください。
Notaについて
Notaは、2007年にシリコンバレーにて設立された、知的生産アプリ「紙copi」を開発したCEOの洛西さんと、AppleにてiPhoneのフリック入力システムの開発等を手がけたCTOの増井さんを中心とする従業員数40名規模のテクノロジーカンパニーです。
現在は京都と東京に拠点を構えながら、コロナ前からフルリモート、フルフレックスを実践していて、スクリーンショット共有ツール「Gyazo」、リアルタイムに情報を共有できる画期的な共有ノート「Scrapbox」、どんな質問にも答えるFAQ SaaS「Helpfeel」の開発をしています。
※詳細はこちらの紹介資料( https://notainc.com/ja/recruit#introduction-sheet )をご覧ください。
私のプロフィールについて
2015年に新卒でエンジニア特化の人材事業を運営するgeechs株式会社に入社し、エンジニアの採用支援とキャリアコンサルを一気通貫で担当しました。
2年ほど勤務した後に、当時の顧客だった株式会社Gunosyに1人目のエンジニア採用担当として入社し、中途採用・新卒採用・研修・オンボーディング等様々な経験をさせて頂きました。
2020年の途中からは人事マネージャーの役割をいただき、採用全般のマネジメントやリモートワークの導入推進なども担当しました。その後、2021年9月末に株式会社Gunosyを退職して、直近までフリーランスとして複数企業の採用支援に従事。その後、担当企業のうちの1社だったNotaに入社しました。
転職先に求めていたこと
結果的に担当していたNotaに入社しましたが、前職を退職した当時から「Notaに転職する!」と決めていたわけではなく、はじめは声をかけてくれていた企業のうちの1社という位置付けでした。
当時、転職先に求めていた条件・背景は次のようなものでした。
①テクノロジーやテクノロジー文化が強みとしてある組織
- 長らくエンジニア採用に携わっていた経験から、今後も自分の強みとして伸ばしてく前提で最も譲れないポイントでした。
- また"エンジニア文化"ではなく"テクノロジー文化"という点も重要で、エンジニア・ビジネスの職種関係なく技術やツールに向き合う組織に携わりたい・作りたいと思っていました。
- 職種にヒエラルキーはなく平等であるべきという想いがあったからです。
②フルリモートワークではなく出社もオプションとして採れる働き方
- Gunosyでリモートワーク導入を担当したこともあり、リモートワークにおける生産性維持、ナレッジマネジメント、メンタルヘルスなど一定の難しさを感じていました。
- そのため出社をオプションとして採れる企業の方が人事労務上のトラブル発生を抑止できると考えるようになりました。
③採用よりは広報や組織開発などの領域で経験が積める
- 採用担当をしていれば誰もが一度は考える、"このままずっと採用だけをやっていていんだろうか"という悩みと、
- 事業成功のためには採用活動だけでは不十分で、新規採用や既存社員の定着とともに、組織開発(自分磨き)と社内外への広報が不可欠で、自分の裁量でそれらを行える人材になりたいと考えていました。
上記をNotaに照らしてみると、①は間違いなくNotaの強みと合致、②に関してはフルリモート・フルフレックスの働き方で希望と真逆、③は採用と広報以外の期待値は当初あまりなくという形で、実はその時点では①以外はマッチングしていませんでした(笑)
なぜNota入社を決めたのか・何が魅力的だったのか
そんな中なぜNota入社を決めたのかというと、業務委託で関わっていたからこそ気付けた次の3点に尽きると思います。
- Notaのドッグフーディング文化およびドキュメント文化が素敵だった
- プロフェッショナルが相互にリスペクトを持った空気感を好きになった
- 自分で他人に広めたいと感じる優れたプロダクト群があった
Notaはドッグフーディングを重視しており、ドキュメント作成・管理も自社サービスの「Gyazo」「Scrapbox」「Helpfeel」を活用しています。*2
それだけでなく、ScrapboxやSlackでのやりとりを通して、CEOの洛西さん、CTOの増井さん、VPoEの秋山さんをはじめとしたエンジニアメンバーと、ビジネスメンバーは相互間の距離がとても近く心理的安全性の高さも感じました。Slackもセンシティブな情報以外は基本的にパブリックチャンネルで運用されています。
これらはリモートワークを成立させるために必要不可欠であり、この環境でフルリモート・フルフレックスでスケールする組織作りをチャレンジしてみたいと思いました。③の業務内容については上記の文化や組織の雰囲気に比べれば些細な問題であると認識を改め、入社後に信頼貯金を作った上で、自らタスクを取りにいけばいいやと思うようになりました。*4
こうして当初求めていた条件とは違うところでNotaへの参画を意思決定しました。
まとめ
最終的には、なにかハードシングスがあった時にもう一踏ん張り、この人達のために頑張ろうと思えるプロダクトや組織であると自信を持てたことが決め手でした。そんな組織に出会えたことと、粘り強く誘ってくれたNotaメンバーには感謝の想いでいっぱいです。*5
自分でも納得のいく決断が出来て、それをNotaメンバーに報告できたときはとても嬉しかったです。
最後に
Notaでは、全職種で積極的に採用をしております。少しでも興味を持って頂いた方は採用サイトもしくはMeetyからご連絡いただければと思います。
明日は上司のVP of Marketingのgocciが記事を書いてくれるようです。よろしくお願いいたします。
採用サイト:https://notainc.com/ja/recruit
Meety:https://meety.net/matches/MEJkfflssImJ
*1:朝のMTGはスタンドアップスタイルだと血行が良くなって頭が良く回る気がします。
*2:ドッグフーディングとは、社員が自社製品や自社サービスを日常的に社内業務で利用すること。 もしくは正式リリース前の自社製品を社内テストで積極的に使用すること。
*3:一般論としても、自分自身の経験からもビジネス組織でドキュメント文化が定着しているのは珍しいと思います。
*4:この記事を書いてる段階では組織開発も無事に期待値に含まれるようになり、結果的に満足しています。
*5:実に2ヶ月間以上「いつ入社するの?」と誘ってくれていました。「いつ来るの?」というSlackスタンプも用意されていました。