※Notaブログ(http://blog.notainc.com/entry/2018/03/15/130612)で公開した内容をこちらでもシェアします!
開発メンバーに気軽に話を聞いていく企画、記念すべき第一回は、VP of Engineeringの秋山(@akiroom)が登場!
前半ではNota入社のきっかけ、働き方について聞きました。
秋山博紀(Akiyama Hiroki)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科卒。11歳の頃からソフトウェア作家として活動し、2005年「AKI 黒板 Ex」で経済産業大臣賞を受賞。2008年未踏ソフトウェア創造事業採択。大学院在籍中にはユーザーインタフェースおよびインタラクションデザインを研究し、大学院修了後は全世界2,000万ダウンロードのカメラアプリFxCameraを開発するBitcellar, Inc.に共同創業者として参画。2015年にNota, incに入社後、VP of Engineeringとして開発チームのマネジメントや組織づくりに従事。
Nota入社前はどんなことをしていましたか?
神奈川県出身で、大学院まで慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスに通っていました。ずっと関東に住んでいて、2015年にNotaに入社してから京都に引っ越してきました。
大学を出てからスマートフォン向けのカメラアプリとか、SNSを手がけている会社でエンジニアとして働いていました。その会社が大きい通信会社に買収してもらえることになって、初期メンバーとして目指していたマイルストーンに到達したという意識がありました。
Notaに興味をもったきっかけは?
3年前にNotaの「GyaPC::Asia Tokyo 2015」というイベントに参加したのがきっかけです。月間UU1,000万というGyazoが持っている数字の大きさとか、ユーザー比率が海外7割と既に海外展開している話が面白くて、翌週にはNotaに話を伺いたいですというメッセージを送って、京都に行ってCEOの洛西さんと話をして、転職しました。
決断が早いですね。
イベントに参加して、この会社のメンバーは自由に働いていると感じられました。入社前に見ていてもエンジニア同士がカジュアルで、みんな楽しそうに働いていたので、いっしょに働きたいと思って入ってきた感じですね。
Notaではどんな役割で、どんな仕事をしていますか?
いま、VP of Engineeringという肩書きなんですけど、開発チームのマネージをしつつ、開発にも入って、いわゆるプレイングマネージャーに近いです。その中で、自分が書く時の領域でいうと、Gyazoというプロダクトのバックエンドとフロントエンドを主に書いています。フロントエンドの中でもスマホアプリの部分が面白そうなのでひさびさにiOSにちょっと手を出している感じです。
Notaの開発チームの魅力とか強みは?
開発チームは基本的にすべての意見がボトムアップなんですよね。この意見、言ったら怒られるかなというのがないのでわりと自由に上げる。いい意味で遠慮しないのでお互いに思ったことを言い合ってますよ。
仕事をする上ででこだわっていることってありますか?
MTGの時間設定など、メンバーそれぞれのライフスタイルを考慮しつつやっています。みんなが参加するスプリントミーティングというのがあるんですが、朝に設定すると夜型の人が働けないよねとか、あるいは夕方にすると保育園の送迎がある人が困るよねとか考えて、いまはちょうど夜型の人も起きてくるという時間帯で14時にしています。
定例のミーティングは1日1回ですか。
はい。あとは必要に応じて任意のメンバーで、ですね。実はミーティングはどんどん減らしていっていいんじゃないかと思います。そのほうがエンジニアにとっては働きやすいし、Scrapboxの利用促進にもつながるので。
Notaの仕事の進め方の特徴はありますか。
マーケティング担当の人がサンフランシスコに住んでいたんですが、Scrapboxで情報を書いて見ておいてくださいと言って、一日おきに球を投げ合うみたいなスタイルで仕事をしています。
弊社の場合、メインの事業が自社製品をフル開発するスタイルなので、あまりタイムスケジュールを管理しなくても成立しちゃうところがあるんですね。経営上の戦略でこの日までにこれが必要とかあったりはするんですけど、ほとんどのタスクに日付設定をつけていなくて、それでもけっこう進んでいくところがNotaの面白いところです。
ふだんの働き方について教えてください。
週5で基本的には10時から働いていますが、私の働き方も変則的なものです。午前中は基本的に家でコーディングしたりコードレビューをGitHub上で行ったりしています。そして午後から会社に行くというスタイルですが、Nota的にはそれでもOKです。スプリントミーティングだけには絶対に間に合わせるように意識しています。
世間ではリモートワークができなくて困っているという話があったりしますが。
Notaではリモートワークに起因する問題は起こってないですね。会社のカルチャーがリモートワーク前提で最初から構築されていたせいかもしれません。それにあわせてちょっとScrapboxを使ってみましょうとか、いろいろツールを付けたり足したり外したりしています。逆にいうと、ツールをいろいろ試すのはぜんぜん厭わない会社です。
将来の展望はなんですか。
できればIPOを経験したいなという気持ちはあるんです。それからどこかのタイミングで自己資金で事業をやってみたいなと思うところはあります。Notaでいろいろ自由度高めに裁量を持って施策を試したりツールを導入したりできているので、けっこう体験が貯められる会社だなという意識があります。
どんな人と一緒に働きたいですか。
お互いの専門領域をリスペクトできる人と一緒に、得意領域で働きたいという気持ちが強いですね。
さいごに…
NotaではGyazoを一緒に開発するRails/JSエンジニアを募集中です。 興味がある方はご連絡下さい!