PDF形式のユーザーマニュアルが検索できる、新製品「Helpfeel User Manual Search」を販売開始

株式会社Helpfeel(京都府京都市 代表取締役/CEO:洛西一周 以下、当社)は、検索率98%を達成した世界初の独自アルゴリズム「意図予測検索」機能を、PDF形式のマニュアル(取扱説明書)の本文検索に応用できる新製品『Helpfeel User Manual Search』を2024年1月を目途にリリースする予定であることをお知らせいたします。この製品により、主に製造業やメーカーにおける顧客からの質問対策窓口を担う営業企画、商品企画、カスタマーサポート部門のDX化を支援します。

■ マニュアルが読まれない課題

製造業においてマニュアルは、顧客や社内に対して、製品の機能や仕様を正しく伝えるために欠かせないドキュメントですが、あまり読まれていないのが実情です。サイトエンジン株式会社の統計(※1)によるとマニュアル作成関与者のうち47.3%の方が、アクセス数データを見てマニュアルが使われていないと感じています。

読み手にとっては、「目的のページを見つけにくい」、「マニュアルとFAQを個別に検索するのが面倒」といった要因が、正確な情報への素早いアクセスを妨げています。また、紙媒体やPDFで提供している従来のマニュアルは、作り手にとっても「情報をスピーディーに更新できない」、「どのページが役に立っているか分析できない」、「管理コストが大きい」といった悩みをもたらしています。

こうした背景を受け、PDFの既存資産をそのままHelpfeelに取り込むことで検索性を向上させ、カスタマーサポートおよび販売活動の生産性向上に寄与する「Helpfeel User Manual Search」の提供を開始することとなりました。

(※1)サイトエンジン株式会社「マニュアル制作の悩みに関するアンケート調査レポート」https://www.siteengine.co.jp/blog/manual_survey/

自社サービス・製品や 操作マニュアル、作業手順書などのお客様向けマニュアルの作成関与者へのアンケート調査より引用


■ ユーザーマニュアルのDXにより使い方に関する問い合わせの削減や、営業生産性の向上へ

「Helpfeel User Manual Search」はPDFとウェブサイトのFAQを統合することにより、マニュアルの読み手と作り手がそれぞれ抱える問題を解決できる画期的な検索SaaSです。従来のユーザーマニュアルでは、目次や索引から目的のページまで辿らなければ探しきれなかったり、PDFやウェブの全文検索では欲しい情報がヒットせずに見つけられませんでした。

一方で、紙中心のユーザーマニュアルは、新しい情報をスピーディーに更新できない点やどのページが見られているのかデータが取れないため、役に立つ情報が記載できているかどうかわかないといった課題がありました。

「Helpfeel User Manual Search」を使用することで読み手は幅広い検索キーワードから目的のページに辿り着けるため、問い合わせすることなく疑問を自己解決できます。また同時に、作り手が抱えているスピード・分析・管理の問題も解決します。


本サービスをご利用いただくことで、主に以下の効果が期待できます。

  1. お問い合わせの削減によるサポートコストの削減
  2. 営業スタッフの生産性向上による売上高の改善
  3. サポートスタッフや営業スタッフの育成期間の短縮に伴う採用・育成コストの最適化
  4. 顧客要望の分析から製品改善につなげることによる製品付加価値の向上


■ 本サービスの機能

① ユーザーの意図を読み取った目的のページヘの遷移できる機能

「意図予測検索」機能により、入力されたキーワードと本文中の言葉が完全に一致していなくても、読み手が求める意図を予測した上で検索結果に適切なページを提示し、そこへ遷移させることができます。


② FAQページの増設と横断検索がマニュアル改訂を待つことなく行える機能

読み手へすぐに届けたい情報の反映は、マニュアル本体(PDF)の改訂を待たずにウェブサイト(FAQ)の情報を更新することで対応できます。また、読み手は一つの検索画面からPDFとFAQの両方を横断して検索できるため、常に正確で最新の情報を得られます。


■ 本サービスのご利用

本サービスは2024年1月よりご利用いただける見込みです。商品についてご興味がある方はぜひお問い合わせください。

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「Helpfeel User Manual Search」の詳細・お問い合わせはこちら

https://helpfeel.com/user-manual

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■ Helpfeel事業について

▼知識を届けるエンタープライズサーチ『Helpfeel(ヘルプフィール)』

「ユーザーに答えを。現場に余裕を。」

「Helpfeel」は、世界初の独自アルゴリズム「意図予測検索」を搭載した、検索ヒット率98%を誇る検索型FAQシステムです。

「意図予測検索」とは、FAQに入力された言葉から検索者が何を知りたいかの「意図」を予測し、その意図に合致する回答をすばやく検索するシステムです。検索ワードが曖昧だったり感覚的だったり、あるいはスペルミスや漢字/かなの表記揺れがあったりしても、お客様の疑問の解決につながる最適なFAQページをすばやく探し出すことができます。また、検索キーワードを入力している途中にも質問を予測して回答の候補を表示します。さらに、サーバー側ではなく端末内で検索することにより、これまでの平均的なFAQシステムに比べて約1,000倍の速さとなる0.001秒の高速応答も実現しました。これらの特徴により、「Helpfeel」はカスタマーサポート担当者やコールセンターの負担軽減と、カスタマーエクスペリエンスの向上に貢献いたします。

なお、従来のチャットボットとは異なり、AIに学習させるためのデータの準備や導入後のチューニング工数も不要です。導入企業様は検索に対する「回答記事」を準備するだけで、高性能なFAQサイトの導入を短期間で実現できます。


  • 「Industry Co-Creation(ICCサミット)KYOTO 2023」ガーディアン・アワード優勝、ガーディアン・カタパルト優勝
  • 「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2023」FAQシステム部門 6つの賞受賞
  • 「Industry Co-Creation(ICCサミット) FUKUOKA 2023」ガーディアン・アワード優勝
  • 「2021年度グッドデザイン賞」受賞
  • 「Industry Co-Creation(ICC)サミットKYOTO 2021」「SaaS RISING STAR CATAPULT 次のユニコーンを探せ!」優勝
  • 「Mizuho Innovation Award」2020年度第4四半期受賞
  • 「 X-Tech Innovation 2020」グランプリファイナル進出
  • 2019年IVS LaunchPad出場

※サービスサイト:https://helpfeel.com/


▼Helpfeel導入企業(一部)


  • 株式会社Helpfeel 概要

創業:2007年12月21日(2020年12月4日に日本法人を設立)

代表取締役/CEO:洛西 一周

京都オフィス:〒602-0023 京都市上京区御所八幡町110−16 かわもとビル5階

東京オフィス:〒105-7108 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター5階

サイト:https://corp.helpfeel.com/ja/home


株式会社Helpfeelは、2007年に米国シリコンバレーで創業したSaaSスタートアップです。経産省IPA未踏ソフトウェア創造事業天才プログラマー認定された洛西一周(CEO)と、米Appleに招かれてiPhoneのフリック入力システムを開発したUI研究の第一人者・増井俊之により誕生しました。Helpfeelは「Human Empowerment Technology テクノロジーの発明により、人の可能性を拡張する」をビジョンに掲げ、メディアキャプチャー「Gyazo」、アイディエーションツール「Scrapbox」、エンタープライズサーチ「Helpfeel」の3つのクラウドサービスの開発・運用を行っています。これからも人間中心の設計・デザインのソフトウェア開発を推進し、更なるユーザーエクスペリエンスの向上を提供して参ります。

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【Helpfeelに関する資料ダウンロード・お問い合わせはこちら】

お問い合わせ:https://helpfeel.com/contact

サービス資料ダウンロード:https://helpfeel.com/download_resource/helpfeel_service_guide

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